訪問看護とは…
「病気や障がいをもちながら、自宅で安全に自分らしく生活する」ことを提案するサービスです。
身体の不具合のすべてを医療的に解決するのではなく、生活様式の中に潜む病気の原因を取り除き、健康を取り戻す過程を安全に過ごせるように、住み慣れた暮らしの場での療養を支援します。
特に、人が持つ『自然治癒力』を最大限に発揮できるように、あらゆる環境を整えることが重要です。そのうえで心身の回復をはやめ、可能な限り自立した暮らしを可能な限り継続することを目指す。それが訪問看護の最も重要な機能です。
そのために、医療、介護、福祉の専門職とも連携し、誰もが健やかで生き生きとした暮らしを実現できるよう活動しています。
看護と介護はどう違うの?
訪問看護は、主治医の指示に基づいた医療処置や服薬管理、病状の観察など、病院の看護師と同じように診療の補助を行うほか、健康状態のチェックや食事、清潔、排泄、睡眠、活動など、生活全体から病気の原因や回復を遅らせている要因を見つけ、療養のアドバイスやリハビリテーションを行い、健康状態を維持できるよう支援することです。
一方、訪問介護は、介護福祉士やヘルパーがケアマネジャーの計画に基づき、生活支援(家事、買物など)や身体介護(清潔支援、おむつ交換など)を行うことをいいます。
一見すると、同じことをしているように映ることもあるかもしれませんが、例えば、入浴支援について言えば、入浴中の症状や動作を評価しながら次のリハビリ計画に反映したり、入浴で起こりうる病状変化を予測し、それを予防するためのケアをしながら入浴を安全に行ったり、生活動作が病状に及ぼす影響を最小限にしながらケアを行うのが訪問看護です。
入浴が病状や障害に影響を及ぼさない場合は訪問介護での入浴支援をおすすめしています。
どんな効果があるの?
人が持つ自然治癒力を最大限に発揮できるようあらゆる環境を整えることで心身の回復を促し、可能な限り自立した暮らしを継続することを目指すのが看護の最も重要な機能です。
生活の質が保てることで尊厳ある暮らしが実現し、介護の負担も軽減します。
訪問看護サービス内容
私たちはこれらのケアを、目的としてではなく、利用者が主体的に目標をみつけるための手段として位置づけています。利用者の思いや問題を「聴きながら整理し、整理できたことを返す」ことを、繰り返しながら、時間をかけて主体的に意思決定していただけるよう努めています。
- 血圧等の測定、身体状況の観察
- 床ずれ等の予防的ケアや皮膚状態の観察
- 介護方法・療養上の助言、支援
- 保険・医療・福祉・介護サービスや行政との連携
- 食事・栄養状態の評価とケア
- 入浴・シャワー等の清潔ケア
- 排泄に関する観察とケア
- 日常生活動作の評価とリハビリテーション
- 医療機器の管理
- 点滴静脈注射
- 留置カテーテルの安全管理、排尿機能の評価
- 傷や床ずれのケア、服薬の支援
- 苦痛の緩和
- 看取りの支援
入退院についてのご相談や、必要に応じ他の様々なサービスをご紹介したり、関連機関と綿密な連携をとり、利用者が安心して豊かな療養生活を送るための様々な支援や調整をいたします。
- 病気や障がいを持ち、療養をしながらご家庭で生活されている方
- 寝たきりの方、認知症の方
- 難病など医療処置が必要な方
- がんなどの終末期の方
- ご自宅での看取りをご希望の方
- 退院後のご自宅でのケア、住環境整備が必要な方
- 閉じこもりがちな高齢者の方
重要事項説明書(介護保険)
訪問看護サービス提供エリア
都島区全域
城東区、北区、旭区、中央区、東成区については一部訪問可能な地域もございます。
詳しい地域についてはご相談ください。
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